2012年3月8日木曜日

時代劇などでよく出てくる「脚気しょうしん?」とはどんな病気ですか?

時代劇などでよく出てくる「脚気しょうしん?」とはどんな病気ですか?







脚気(かっけ)は、ビタミンB1欠乏症のことです。

脚気衝心はビタミンB1欠乏のため心不全、すなわち心臓の働きが悪くなる状態です。

命にかかわる病状です。今ではほとんど無いと思いますが、昔は時代劇のころはもとより、明治以降も日本の兵隊さんが偏った食事でたくさん脚気で亡くなったそうです。

江戸時代白米が出てきてから脚気がはやりました。玄米と違って精白米にはビタミンB1はあまり含まれていないのですね。だから最初は白米が食べられる身分の高い方に多かったようです。

兵隊さんも、体によかろうと、贅沢品と考えられていた白米ばかりを食べて脚気になったのだそうです。当時は原因がわかっていなかったのです。

今は食生活が豊かになって、普通は白米以外から充分なビタミンが取れていますから、あまり心配は無いようです。



下の方へ、私が作文中に先に投稿されたようです。解説が一部かぶってしまいすみませんでした。








脚気(かっけ)の事です。

ビタミンB1の欠乏によって心不全と末梢神経障害をきたします。

白米の普及で、日本の風土病と言われるほど蔓延しました。



ちなみに、まだビタミンも発見されてない頃、

明治の文豪、森鴎外陸軍軍医総監は、

白米食が原因ではないかという海軍の主張に猛然と反対し、

そのせいで陸軍兵士は、多くの死者をだしています。

(※玄米、麦食、パン食などで改善できました。)



子供の頃に足をぶらぶらさせて、膝の所を叩く検査をやりませんでした?

あれが脚気の検査です。異常が無ければ、足が自然にぴょんとあがります。

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