2012年3月27日火曜日

アルコール依存症について。コルサコフ症候群?

アルコール依存症について。コルサコフ症候群?

私の知人の男性なんですが、病院でアルコール依存症と診断されました。



脳萎縮(側頭葉)も進んでおり、足は痺れ、車椅子でしか動けない状態です。

年は60歳男性で、毎日10本近くの中瓶ビールを飲んでいます。



本人は現在、アルコール依存症の専門病院に入院し、断酒している状態です。

私自信詳しい話は聞いておりませんが、リハビリなどで足の痺れは今よりは良くなるそうです。



インターネットで調べてみると、コルサコフ症候群という症状がとても似ていると感じました。

会うたびに、妄想の話をあたかも事実のように喋ります。約束や日付、季節などはわからなくなっているようです。



アルコール依存症による脳萎縮は、コルサコフ症候群のことなのでしょうか?

また、治療で完治は見込めるのでしょうか?







コルサコフ症候群は別名健忘症候群ともいい、脳の間脳などの中心軸に当たる部分の

障害が原因となっている病気で、記憶障害・意識障害が主症状です。

他に病識の欠如・作話(妄想の話をする)・見当識障害(周囲の状況を理解できない)

などが症状として挙げられます。



コルサコフ症候群の原因にはアルコールもあり、そういった場合を

アルコール性コルサコフ症候群(アルコール性健忘症候群)と呼びます。

こういったものの原因はビタミンB1の欠乏なのですが、だからといって

健忘そのものにはビタミンB1の投与はあまり効果がないため、

(脳細胞が死滅してしまっているので、復活することはない)

完治はなかなか難しいと思われます。

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