アルコール依存症について。コルサコフ症候群?
私の知人の男性なんですが、病院でアルコール依存症と診断されました。
脳萎縮(側頭葉)も進んでおり、足は痺れ、車椅子でしか動けない状態です。
年は60歳男性で、毎日10本近くの中瓶ビールを飲んでいます。
本人は現在、アルコール依存症の専門病院に入院し、断酒している状態です。
私自信詳しい話は聞いておりませんが、リハビリなどで足の痺れは今よりは良くなるそうです。
インターネットで調べてみると、コルサコフ症候群という症状がとても似ていると感じました。
会うたびに、妄想の話をあたかも事実のように喋ります。約束や日付、季節などはわからなくなっているようです。
アルコール依存症による脳萎縮は、コルサコフ症候群のことなのでしょうか?
また、治療で完治は見込めるのでしょうか?
コルサコフ症候群は別名健忘症候群ともいい、脳の間脳などの中心軸に当たる部分の
障害が原因となっている病気で、記憶障害・意識障害が主症状です。
他に病識の欠如・作話(妄想の話をする)・見当識障害(周囲の状況を理解できない)
などが症状として挙げられます。
コルサコフ症候群の原因にはアルコールもあり、そういった場合を
アルコール性コルサコフ症候群(アルコール性健忘症候群)と呼びます。
こういったものの原因はビタミンB1の欠乏なのですが、だからといって
健忘そのものにはビタミンB1の投与はあまり効果がないため、
(脳細胞が死滅してしまっているので、復活することはない)
完治はなかなか難しいと思われます。
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