2012年3月28日水曜日

犬に与えてはいけない食べ物って玉ねぎやチョコ以外に何がありますか?また、どの...

犬に与えてはいけない食べ物って玉ねぎやチョコ以外に何がありますか?また、どのような理由でだめなんですか?







【卵白】



卵はビタミンC以外の全ての栄養素を含む優れた食品です。



卵白を生で食すとアビジンという成分がビオチンの吸収を阻害しビオチン欠乏症になると言われていますが、そのビオチンは卵黄にはたっぷりと含まれているので、全卵で食す場合には相殺されます。



食物とは基本的には「全体」で栄養が構成されているので、全体で食した時にその栄養バランスが最善なのです。



しかし、ダイエットなどの場合、卵白は脂肪がないので良いタンパク質源になります。



この場合はかならず加熱して使いましょう。









【ブドウ・レーズン】



体重1Kg当たり10~30gを食べると中毒を起こし、3~5日後に腎不全が発症という報告もあります。



小型犬の場合は少量でも中毒を起こす可能性があり、最悪の場合は死亡するようです。









【ニンニク】



この手の質問の中で最も多く聞かれる食材です。



それはニンニクも犬には禁忌の「ネギ類」だからです。



しかし、不思議なことにネギでは、溶血性貧血の報告はあってもニンニクではありません。



一方でニンニクはサプリメントの一成分であったり、レース犬などはスタミナアップのために摂食している事実もあります。



決定的なデータがないため「ニンニクは良い」とは言えませんが、ネギと違いマイナス面よりプラス面がクローズアップされているのは事実なようです。



実際にニンニクは免疫力を強化するなど多様な効果がありますが、効果がある食品ほど多量に食べれば毒になるのも事実なのでやはり注意は必要ですが、ごく少量を食べてしまったからといって心配する必要はないと思います。









【骨】



骨に関しては多様な意見があります。



歯がかけたり、のどにつまらせたり、食道に刺さったりなどのリスクを考えると、カルシウムが目的ならばサプリメントを、固いものが必要ならば、固焼きのクッキーなどといった目的にあった他のものを与えたほうが無難だと思います。



ただし、圧力なべで加圧し、骨を柔らかくしたものをたまにオヤツであげるのは大丈夫。



スペアリブなど味付けがしてあったり、また加工食品などの骨は味が染み込んでいたり、どんな骨か不明なので与えるのはやめましょう。









【菓子類:ケーキ、カステラ、クッキー、アイスクリームなど】



犬はもともと「脂肪臭」、「甘味」に嗜好性が高いため、バターや生クリームや砂糖のたっぷり入った食べ物が大好きです。



脂肪はカロリーが非常に高く、消化に時間がかかります。



特に膵臓や肝臓に負担をかけるため、嘔吐や下痢の原因となります。



また、「砂糖」は過剰に摂取すると、身体はそれを処理するために多くのビタミンやミネラルを使用するため、不足しがちになります。



特にビタミンB群やカルシウムが不足しやすくなり、神経障害や骨粗しょう症などにつながることもあります。



また、アイスクリームなどの冷たいものも、犬の食性には適していません。



「はちみつ」や「メープルシロップ」はそれ自体にビタミンやミネラルを含むため、ビタミン、ミネラルの消耗においては精白糖よりは「適した甘味」と言えますが、大量または継続的に摂取すれば膵臓や肝臓にかかる負担は同様です。



また肥満や糖尿病の大きな原因となるので要注意です。



「マヨネーズ、ケチャップ、ソース」などの調味料は、「脂肪、砂糖、添加物」など全てが入っていることを忘れずに。









【スナック菓子、せんべい、漬物】



スナック菓子やせんべいは塩分が高いので、心臓や腎臓によくないことはすでにご存知かと思います。



また、スナック菓子は塩分の他にリンの含有量も非常に高く、大量摂取は砂糖同様、カルシウムの不足を招きます。



その他にも塩は食べ物の旨みを引き出す働きがあるため、塩味の濃い食べ物はおいしく感じるようですが、それに慣れると、味がないものを食べなくなり、病気を招くばかりではなく、病気になった場合の塩分を制限した処方食を食べなることが多いので普段から気をつけてください。









【コーヒー、紅茶、緑茶、ジュース、アルコール】



コーヒー、紅茶、緑茶などカフェインの高い飲み物は興奮作用が高く、大量に摂取すると死に至る場合もあります。



特にコーヒーは豆からドリップで入れた場合最もカフェインが高い上に、豆は商品になるまでに何種類もの化学処理が施されているのであげないで下さい。



一方、緑茶には緩んだ腸を引き締める働きなどがあり、下痢をした場合、少量のはちみつとまぜて下痢止めに使用したりもします。



ジュースは無糖で100%果汁のものは、量を考えて与えるなら大丈夫な場合は多いですが、それなりに果糖を含む場合もありますので考慮することも必要です。



また、酸味が強いものを継続的に摂取すると、逆に尿を酸性化しすぎて尿石症の原因になることもあります。



アルコールに関しては少しだけでも絶対に止めましょう。



犬は人ではありません。








玉ねぎなどのねぎ類は溶性貧血を起こす可能性があります。ねぎ類のエキスが出たスープさえNGです。アリルプロピルジスルフィドという成分が赤血球を破壊してしまうからです。チョコレートやココアの原材料のカカオには中毒を起こす物質であるテオブロミンが含まれています。テオブロミンはケイレンや興奮、不整脈を起こさせます。ちなみにブラックチョコレート10gにはテオブロミンが40mg含まれているそうです。犬の中毒量は体重1Kg当たり60mg~100mgといわれているので体重10Kgの犬では最低600mgで中毒を起こす可能性があることになります。つまり、10Kgの犬はブラックチョコレート150gで中毒を起こす可能性があるということです。あまり知られていないところでは誤飲しか考えられませんがキシリトールガムは人間にはよくても犬にとってはブドウ糖の6倍の強さでインスリンを分泌させてしまいます。インスリンが出過ぎると低血糖や低血糖症のケイレンを起こし肝障害の恐れもあります。牛乳は個体差がありますが乳糖不耐症といって牛乳に含まれる乳糖をうまく消化・吸収できずに下痢をおこしてしまうことがあります。犬・猫のおよそ20%~30%が該当すると言われているそうです。ドッグフードを与えている場合、カルシウム剤を更に与えるときちんとしたドッグフードには十分なカルシウムが含まれているために反対にカルシウム過剰の問題が出てきます。こうやって今一度よくよく考えなおすと一般に言われていることは的を得ていますね。きちんとした理由があるわけです。理由を省くと他に生の卵白、生のほうれん草、生の魚や貝類などが挙げられます。







ペット霊園を経営しております。



一般的には知られていませんが、

私はジャーキーなどの補助食品と、

トップブリーダ推奨のオレンジ色の袋の餌は絶対食べさせません。



火葬の時、好きだった食べ物を添えていただいておるのですが、

上記を添えられる遺体からは、

かなり高い確率で肝臓に異常が見つかるからです。







・イカ・タコ・クラゲ・エビなどの消化しにくいもの

・貝類・蟹・鶏や魚の骨

・牛乳やチーズなどの乳製品

・塩分の多い食品

・香辛料などの刺激物

・加工品

・甘いお菓子や甘味料







一般的に危険度が高いのは。



玉葱などのネギ類。

チョコレートやココアなど。

人用の栄養サプリメントや補助食品。

葡萄類にアボガドやナッツ。

キシリトール

等です。



詳しくは下記参照して下さい。

http://petfood.7pot.net/ng_food.html

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