2012年3月18日日曜日

5大栄養素ってありますよね。 それで、人間は3大栄養素しかとらないと、どうなっ...

5大栄養素ってありますよね。

それで、人間は3大栄養素しかとらないと、どうなってしまうのでしょうか。

できるだけ、わかりやすくお願いします。







糖質・脂質・タンパク質が「三大栄養素」、

これにビタミンとミネラル(無機質)を加えたものが「五大栄養素」ですね。



ビタミンとミネラルにはそれぞれたくさんの種類があります。

そして、ビタミンやミネラルは体の中で全て機能が異なるので、欠乏症も全て違うのです。

酵素反応に必要だったり、ホルモンとして情報伝達を行ったり、

酸素の運び手の一部だったり、目で光を感じる色素の一部だったり......

欠乏症は、それぞれが担っている役割によって異なってきます。



例えば、

ビタミンB1の欠乏症は「脚気(かっけ)」と呼ばれ、脚のむくみや運動障害、神経障害として現れます。

ビタミンCの欠乏は「壊血病」で、歯茎や目などの粘膜からの出血、骨形成不全と成長障害など、

ビタミンAの欠乏は皮膚の硬化、夜盲症(いわゆる「鳥目」、暗いところでの視力低下)、免疫機能の低下などが生じます。

鉄の欠乏は貧血やだるさ、亜鉛の欠乏は皮膚炎・口内炎・味覚障害など。



ビタミンやミネラルの欠乏症の恐ろしいところは、

発症にかかる期間が長く、そのため欠乏に気が付きにくいこと、

また、一旦発症すると回復が難しいことです。

ただ不足している栄養素を慌てて摂ればいいかというと、

それだけでは治らないことが多いのです。

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